宅配クリーニングに発送する前の衣類チェック

宅配クリーニング

発送前に衣類リスト・状態写真・付属品をそろえる

宅配クリーニングに衣類を発送する前は、箱や袋に入れる前の確認が大切です。ポケットの中身、シミや汚れ、洗濯表示、付属品、上下セット、対象外品、写真記録、問い合わせ先をそろえておくと、非対面で預けた後も状態を説明しやすくなります。

この記事には広告・PRを含む場合があります。この記事では、2026年6月30日時点で確認した公式・公的情報を参考に、宅配クリーニングに発送する前の衣類チェック項目を整理しています。料金・条件・対応範囲等は変更される場合があるため、申し込み前には利用するサービスの最新情報をご確認ください。

この記事で見ておくこと

衣類リスト

品名、色、点数、上下セット、ブランド、付属品を記録します。

状態写真

全体、襟袖、シミ、ボタン、破れ、タグ、付属品を撮ります。

対象外品

洗濯表示、素材、傷み、濡れ、強いにおい、特殊品を確認します。

発送記録

注文番号、配送伝票、集荷日、問い合わせ先、受け取り予定を残します。

先に短く言うと

宅配クリーニングに発送する前は、衣類を袋に入れる前に、衣類リスト、シミや汚れのメモ、写真を残します。国民生活センターは、宅配クリーニング利用前に、依頼する衣類のリストを作成し、シミや汚れの箇所を詳細にメモしたり写真を撮ったりして、できる限り事業者と衣類の情報を共有するよう案内しています。厚生労働省も、非対面型では通常のクリーニングより原因特定が難しくなる場合があると説明しています。発送前の確認は、ただの片付けではなく、後で説明できる状態にする作業です。

リツ

リツの確認メモ

宅配クリーニングの発送前チェックは、忘れ物探しだけではありません。

衣類の状態、シミの位置、付属品、点数を残しておくことで、返却後に確認しやすくなります。

まず衣類リストを作る

宅配クリーニングは、店頭で受付担当者と一緒に衣類を確認しないまま送ることがあります。そのため、発送前に何を送ったかをリスト化します。品名、色、点数、ブランド、上下セット、付属品、気になる箇所、保管希望の有無をメモします。

国民生活センターのFAQでは、利用前にウェブサイトをよく確認し、事業者への連絡方法、受付時間、問い合わせ方法などを十分調べること、さらに依頼する衣類のリストを作ることが案内されています。衣類が多い場合は、スマートフォンのメモや表形式で残しておくと確認しやすくなります。

基本情報 品名、色、点数、ブランド、上下セット、サイズ感 送った衣類を後で照合します。
状態メモ シミ、汚れ、ほつれ、毛玉、破れ、ボタン、色あせ 気になる箇所を記録します。
依頼情報 注文番号、コース、オプション、返却希望、問い合わせ先 申し込み内容と合わせます。

ポケットの中身をすべて確認する

発送前に最も単純で、最も見落としやすいのがポケットです。ジャケット、コート、スラックス、ワイシャツ、ワンピース、作業着などは、外ポケット、内ポケット、胸ポケット、ファスナー付きポケットを順番に見ます。

特に、紙類、名刺、定期券、鍵、小銭、USBメモリ、ペン、リップクリーム、ハンカチ、マスク、薬、イヤホンなどは残りやすいものです。衣類を畳んで袋へ入れる前に、手で触って空であることを確認します。

上着

外ポケット、内ポケット、胸ポケット、袖口、フードを見ます。

ズボン・スカート

左右ポケット、後ろポケット、ファスナー部分を確認します。

コート

深いポケット、ベルト周辺、ライナー、フード内側を見ます。

小物

紙、鍵、小銭、カード、USB、ペン、化粧品を出します。

洗濯表示と対象外品を確認する

消費者庁は、洗濯表示について、繊維製品品質表示規程上の「取扱い表示」であると説明しています。洗濯、漂白、乾燥、アイロン、商業クリーニングの表示は、衣類をどう扱うかを見るための基本情報です。発送前に、洗濯表示が読めるか、素材表示があるかを確認します。

リネットの衣類宅配クリーニングでは、アンダーウェア類、カーテン・カーペットなどのインテリア類、ゴム引き製品、オイル・ワックスコーティング製品、ウェディングドレス、水着などを取扱除外品として案内しています。また、洗濯表示で水洗いもドライも選択不可となっているもの、乾いていないもの、ペットの毛が大量についているものなども取扱い除外の対象とされています。

表示を見る 洗濯表示、素材表示、ブランドタグ、付記用語 対象品か確認します。
対象外を分ける 下着、水着、カーテン、カーペット、特殊加工、乾いていない衣類 送る前に取り除きます。
慎重に見る 穴、強い汚れ、強いにおい、洗濯表示なし、接着パーツ 返却や別対応の可能性を見ます。
ナギ

ナギのひとこと

対象外品を混ぜるのは、招待客名簿に見知らぬ貴族を紛れ込ませるようなものです。

箱に入ってしまえば通る、という発想はなかなか庶民的ですが、検品で戻される可能性を考えるべきです。

シミ・汚れ・傷みを写真で残す

シミや汚れは、位置と原因が分かる範囲でメモします。襟、袖口、脇、前身頃、裾、ポケット口、背中、膝、股下など、汚れやすい場所を見ます。食べこぼし、汗、泥、化粧品、インク、油など、原因の心当たりがある場合はメモします。

国民生活センターは、シミや汚れの箇所を詳細にメモしたり、写真を撮ったりして、できる限り事業者と衣類の情報を共有するよう案内しています。写真は、全体写真、シミ部分の近接写真、タグ、付属品、破れやほつれを分けて撮ると照合しやすくなります。

全体写真

前後、左右、上下セット、色、形が分かるように撮ります。

部分写真

シミ、襟袖、破れ、ほつれ、ボタン、装飾を撮ります。

タグ写真

洗濯表示、素材表示、ブランドタグを残します。

メモ

原因、気づいた時期、気になる箇所を書きます。

付属品と上下セットを確認する

宅配クリーニングでは、付属品の扱いも重要です。ベルト、ライナー、フード、ファー、リボン、予備ボタン、肩パッド、取り外しできる装飾、スーツ上下、礼服上下などは、本体とセットで確認します。

スーツや礼服は上下で色味や風合いをそろえたい衣類です。上下の片方だけ出すか、上下セットで出すかを決め、衣類リストに記録します。コートのベルトやライナーは、同梱するか、対象外や別扱いにならないかをサービス条件で見ます。

スーツ・礼服 上下セット、ベスト、替えパンツ、ネクタイ、ポケットチーフ 一緒に出すか決めます。
コート ベルト、ライナー、フード、ファー、飾り金具、予備ボタン 本体と並べて写真を撮ります。
装飾品 ビジュー、ラインストーン、接着パーツ、プリーツ、特殊加工 破損リスクや対象外条件を見ます。

箱・袋に入れる前に発送情報を残す

衣類の確認が終わったら、発送情報も残します。注文番号、集荷日、配送伝票番号、発送方法、利用コース、オプション、返却予定、問い合わせ先を控えます。配送伝票や受付メールは、衣類がどこにあるか確認するための記録になります。

厚生労働省の資料では、ネット宅配型クリーニングでは非対面であることに加え、宅配業者が介在することによる衣類の紛失、き損のトラブルも寄せられていると説明されています。配送記録と衣類リストを合わせて残しておくと、状況を説明しやすくなります。

注文記録 注文番号、コース、オプション、料金、返却予定 スクリーンショットも候補です。
配送記録 集荷日、配送会社、伝票番号、発送キット、個口数 追跡できるようにします。
連絡先 問い合わせフォーム、電話、受付時間、回答目安 困った時に確認します。

受け取り後の確認まで考えておく

発送前チェックは、返却後の確認ともつながります。衣類が戻ってきたら、タグを外す前、着用する前、保管する前に、送ったリストと照合します。点数、上下セット、付属品、シミの位置、ボタン、破れ、仕上がり、返却された理由などを見ます。

リネットの利用規約では、再仕上げの申し出について、受け取った日の翌日から規定日程内に申し出る必要があることが案内されています。サービスごとに再仕上げ期限や対象外条件が異なるため、受け取り後の確認期限も発送前に見ておくと確認しやすくなります。

発送前に写真とリストを残しておくと、受け取り後に「出したもの」「戻ってきたもの」「気になる箇所」を比べやすくなります。

発送前チェックリスト

ポケット 紙、鍵、小銭、カード、USB、ペン、化粧品、薬 全ポケットを手で確認します。
衣類リスト 品名、色、点数、ブランド、上下セット、付属品 送る前に作ります。
写真 全体、シミ、タグ、ボタン、破れ、付属品 返却後の照合に使います。
対象外品 洗濯表示なし、濡れ、強い汚れ、特殊素材、下着、水着 箱に入れないよう確認します。
発送記録 注文番号、配送伝票、集荷日、個口数、問い合わせ先 追跡できるようにします。
受け取り後 点数、タグ、仕上がり、再仕上げ期限、付属品 着用前に確認します。

よくある疑問

発送前に写真は必要ですか?

義務とは限りませんが、非対面で預ける場合は、全体、シミ、タグ、付属品を写真で残すと返却後に確認しやすくなります。

ポケットの中身はサービス側で確認してくれますか?

検品がある場合でも、利用者側で先に確認する方が確実です。鍵、カード、紙、ペンなどは発送前に取り出します。

上下セットは一緒に出した方がよいですか?

スーツや礼服は上下で扱いをそろえたい衣類です。片方だけ出すか、上下で出すかを決め、リストに記録します。

対象外品を送るとどうなりますか?

サービスによって返却や別対応になる場合があります。洗濯表示、素材、状態、対象外品の一覧を確認してから発送します。

発送前に何を確認するか迷う場合

衣類リスト、ポケット、洗濯表示、シミ写真、付属品、発送記録を順番に見ると、宅配クリーニングに出す前の抜け漏れを減らしやすくなります。

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参考にした情報

確認日:2026年6月30日。対象品・取扱除外品・再仕上げ期限・問い合わせ方法は変更される場合があります。申し込み前には各公式ページの最新情報を確認してください。

国民生活センター 消費者トラブルFAQ「宅配クリーニング利用前の注意点」 連絡方法、受付時間、問い合わせ方法、依頼品リスト、シミ・汚れのメモ、写真記録を参照。
厚生労働省「インターネットで申し込む宅配クリーニングのトラブル」 非対面型サービスでは原因特定が難しくなる場合、苦情対応・事故賠償等の確認を参照。
リネット「衣類の宅配クリーニング」 取扱除外品、洗濯表示、乾いていない衣類、ペットの毛、傷みや汚れの強い衣類、接着パーツ等の注意を参照。
リネット「利用規約」 再仕上げの申し出、取扱除外品、依頼品の扱いに関する規約を参照。
消費者庁「新しい洗濯表示」 洗濯表示が繊維製品品質表示規程上の取扱い表示であることを参照。
消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」 洗濯、漂白、乾燥、アイロン、商業クリーニングの基本記号と表示の考え方を参照。

まとめ

宅配クリーニングに発送する前は、ポケットの中身、衣類リスト、洗濯表示、対象外品、シミや汚れ、付属品、上下セット、発送記録を順番に確認します。箱に入れる直前に見直すことで、送った衣類と返ってきた衣類を照合しやすくなります。

非対面で預ける宅配クリーニングでは、衣類の状態をあとから説明できることが大切です。全体写真、シミの写真、タグ、付属品、注文番号、配送伝票を残し、受け取り後はタグを外す前に状態を確認しましょう。